ウェストハイランドホワイトテリアの歴史・特徴

ウェストハイランドホワイトテリア

ウェストハイランドホワイトテリア(ウェスティー)ってどんな子?

真っ白でテリア特有のがっちりしたあごと骨太な体型、おひげのような顔立ちをした犬種「ウェストハイランドホワイトテリア」。
正式名はとっても長いということもあり、「ウェスティー」の愛称で親しまれています。
名前を知らなくてもドッグフードのモデル犬としても一度は見かけたことがある方も多いと思います。
「白いテリア」と言えば初めに思いつくのはこの犬種が思い出されるという方も。

店舗型のペットショップでは出会いが少ない、希少なウェストハイランドホワイトテリアが欲しいという方に、より多く知っていただきたいために性格・特徴・しつけについてまとめてみました。

ウェストハイランドホワイトテリアの歴史

出生地:イギリス(スコットランド)

暑さ寒さで言うならば、寒さには比較的強いですが、日本のような蒸し暑さ・猛暑は苦手なので夏場の散歩や運動は注意が必要です。
しかし、寒さが強いからと言って寒いことに特化した犬種ではありませんので、外飼いはやめてください。

ウェストハイランドホワイトテリアは、牧羊犬・ハウンド・愛玩犬など10グループがある中で、「テリア」に区分されます。
「テリア」は、本来の目的は【穴の中に住むキツネなど小型獣用の猟犬】として活躍してきました。
そのため、あごが丈夫でがっちりした顔が特徴的です。

本能的に小さな獲物を見つけると、走って捕まえる気質が備わっています。
現代では本来の勢いのある狩りの姿はほとんどなくなり、人と一緒に共存して過ごせる性格に変わってきています。

ウェストハイランドホワイトテリアの特徴

毛色はホワイトのみです。
体重はメスが6~7 kg、オスは 7~10 kg。
体高はメスが23~28 cm、オスは25~30 cm。

※体高とは、地面から背中のまでの高さのことで身長に値する部分です。

大きさの区分では小型犬に入ります。
同じ小型犬のチワワやポメラニアンといった3㎏前後の犬種というよりは、ミニチュアシュナウザーやキャバリアあたりの小型タイプのイメージと思ってください。

JKC(日本ケネルクラブ)の一般外貌では、
「力強い体躯構成で、胸と後肋は深く、背は平らで、四肢は力強く、筋肉質で力強さと活動力のコンビネーションが最大の特徴である。」と表現されています。